Betaflightのインストール方法
こんにちは
Yuckeyです.
今回もタイトル通りにBetaflightのインストール方法について書いていこうと思います.
私の使っている「はてなブログ」は,どのページのアクセス数が何パーセントかがわかるのですが ,
最近のアクセスの中では,こちらの記事が1位になっています.
どういった方がアクセスされているのか分かりませんが,
こちらの記事はRC(リリース候補)版についての記事なので,
正式リリース版のインストール方法を期待されている方には,
誤解を与えてしまう内容となっているため,今回の記事を書くことにしました.
- Betaflightとは
- Betaflightのインストール方法
- Betaflight設定値のバックアップ
- Betaflightのバージョンの確認
- Betaflightを書き込む
- 設定値を復元する
- Betaflightを書き込めない場合
- 参考
Betaflightとは
Betaflightとは,ドローン用のオープンソースのファームウェアです.
オープオンソースのため,誰でもソースコードを入手することができます.
ソースコードはこちらのGithubで入手できます.
上記のGithubには,Betaflightの各機能の説明やチューニング方法などが記載されているため,
ドローンのセットアップには十分な情報を入手することができます.
そのため,多くの場合は,ソースコードまでを私たちが確認する必要はありません.
Betaflightのインストール方法
Betaflightのインストールを行うためには,パソコンとフライトコントローラー(FC)をUSBケーブルで接続して書き込みを行います.
その際のファームウェアの書き込みを行うパソコン側のソフトウェアがBetaflight Configuratorです.
そのため,フライトコントローラー用のBetaflightファームウェアを書き込むために,
パソコン用のBetaflight Configuratorが必要です.
Betaflight Configuratorを使うことで,ファームウェアの書き込みやBetaflightのパラメーター変更を行うことができます.
Betaflight Configuratorのインストール
Betaflight Configuratorは以下のリンクから最新版を入手することができます.
上記のリンクを開くと,以下のようなページが現れます.
2018年9月4日時点では,Betaflight Configurator 10.4.0が最新版です.
上記画像のように自分が使っているパソコンのOSに対応したソフトウェアをダウンロード/インストールして下さい.
インストールが完了し,こちらのような画面が表示されれば,Betaflight Configulatorのインストールは完了です.
Betaflight設定値のバックアップ
古いBetaflightからアップグレードを考えられている方は,PID等の設定値のバックアップを事前にとっておきます.
バックアップ方法は主に以下の二つです.
私は2番のやり方でやることが多いですが,
バックアップから復元した際に,意図しないパラメーターが書き換わってしまう可能性があるため,
心配の方は1番の方法でバックアップされることをお薦めします.
1. 手動でバックアップ
手動でバックアップをとります.
スクリーンショットを取ると多少楽になるかもしれません.
Macユーザーの方は,
command + shift + 4
で,簡単にスクリーンショットを取ることができます.
2. diffコマンドでのバックアップ方法
diffコマンドによってバックアップをとります.
私はいつもこちらの方法でバックアップを取ります.
diff all
コマンドは,デフォルトから変更した設定を全てリストアップするコマンドです.
以下の画像のようにBetaflightのCLI画面で,diff allコマンドを実行します.
その後,
「save to file」
ボタンを押すことで,diff allの結果をテキストファイルに保存することができます.
Betaflightのバージョンの確認
Betaflightを書き込む際に,自分のFCの種類を調べておきます.
以下の画像のようにCLI画面で,
version
コマンドでFCの種類を調べます.
今回の私の環境では,
OMNIBUSF4
となっています.
Betaflightを書き込む
ブートローダーモードで起動する
Betaflightを書きこむ為には,ブートローダーモードで起動する必要があります.
ブートローダーモードでの起動方法は主に二つあります.
1. ブートローダーボタンを押す
FCにブートローダー起動用のボタンがある場合は,ボタンを押した状態で USBケーブルをFCに刺して起動することで,ブートローダーモードで起動します.
成功すると,以下のよう画像のように,シリアルポートリスト
の個所にDFUと表示されます.
2. CLIからブートローダーモードに切り換える
ボタンがない場合は,CLI画面で,
bl
と入力することで,ブートローダーモードで起動します.
blはbootloaderの略のようです.
上記画像のようにDFUと表示されていればOKです.
ファームウェアのダウンロード/書き込み
Firmware Flasherタブで以下のように設定します.
正式リリース版をインストールする場合は,一番上のチェックを外しておいた方が間違えがないでしょう.
二番目の項目には,versionコマンドで調べた自分のボードの種類を洗濯します.
3つ目の項目で,Betaflightのバージョンを 選択します.
2018年9月4日時点での最新版は,3.5.0です.
その後,
「Load Firmware [Online]」
ボタンを押して,ファームウェアをダウンロードします.
ダウンロードが完了すると,「Flash Firmware」ボタンが黄色になり,押すことができるようになるので,
ボタンを押すとBetaflightの書き込みが開始されます.
以上で,Betaflightの書き込みが完了します.
設定値を復元する
PID等の設定値をバックアップから復元します.
手動でバックアップをとった方は,手動で設定し直します.
diff allコマンドでバックアップをとった方は,以下の手順で設定値を復元させます.
- 保存したテキストファイルをメモ帳などで開く
- ファイルの中身を全てコピー:ctrl + A, ctrl + c
- BetaflightのCLI画面のコマンド入力エリアに貼り付け:ctrl + v
- 貼り付けたコマンドの実行:Enterキーを押す
- 設定値をFCに保存する:save
以上で,diff allコマンドによってバックアップした設定値を復元できます.
念のため,設定内容を確認しておくことをお薦めします.
以上で,正式版のBetaflightの書き込み方法を一通り説明しました.
Betaflightを書き込めない場合
Windowsユーザーの方などは,USBのドライバ問題でブートローダーモードにならない場合があるようです.
そういった場合には,以下のドライバーやアプリをインストールすると接続できる場合があるようです.
CP210x USB to UART Bridge VCP Drivers
USB to UART Bridge VCP Drivers | Silicon LabsImmersionRC driver fixer
Downloads | ImpulseRC
参考
以上,
閲覧いただきありがとうございました.
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Gemfan 5149のプロペラ買ってみました
こんにちは
Yuckeyです.
タイトル通り,Gemfan 5149のプロペラ買ってみました.
Banggoodで売っているので興味のある方はこちら
ようやく先日届いたの自宅で展開してみたのがこんな感じです(笑)
自分にしては割りと大量に買ったかなといった感じです.
クリアブルーしか買わなかったので他の色も買えば良かったと少し後悔しています(笑)
うちのレース機に取り付けた状態がこちら
相変わらずESCプロテクターがダサいですが,ESCが壊れるよりましだと割りきっていますので御了承下さい.
Gemfanと言えば,5152が人気ですね.
こちらも以前使ったことがあって,非常にパンチ力のある飛びが出来るのですが,
こんな感じで,決まってペラの根本からダメになるので耐久性の面で問題があり,それ以来私は使っていません.
そんなGemfanですが,
5149では弱点であった根元が細くなり,ペラを曲げてみた感じでは5149の方が柔らかいように感じたため,
応力集中しにくなり,耐久性が向上しているのではと想定しています.
また,5152に比べて,ピッチは減っていますが,軽くなっているので,
レスポンスがよくなっているのではと期待しています.
まだ自宅で軽く飛ばしただけなのでまったく評価できていませんが,
今後実機で評価していこうかなと思っています.
まだ評価できていませんが,次回の猪苗代のレースにはこちらのペラで参戦しようかと思っています.
Youtubeでの海外の選手のレビューはこの辺りが参考になるかと思います.
以上,
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