iFlight SucceX F7 TwinGを使ってアップグレードしてみた
こんにちは
Yuckeyです。
今回は、これまで練習機として使ってきたレース用のドローンを、
ずっと気になっていたFCを使ってレース本番に使えそうな本番機にアップグレードしたので、
その過程を記事にしてみたいと思います。
目次
これまで使っていた練習機
これまで使っていた練習機はこんな感じです。
今回はこいつのFC,ESC,モーターを交換して、
レース本番でも使える機体にアップグレードしていきたいと思います。
パーツリスト
今回交換したパーツは以下です。
項目 | パーツ名 |
---|---|
モーター | Racerstar SIC 2207 2688KV Brushless Motor |
FC,ESC | iFlight SucceX F7 V2.1 TwinG Flight Controller + SucceX 60A V2 Plus BLHeli_32 4-in-1 ESC |
モーター:Racestart SIC2207 2688KV
モーターはRacerStarの2207サイズのモーターです。
RacerStarにしては1個2000円程度と高価なモーターです。
高価なだけあって、マグネットはN52H、ベアリングはNSK、シャフトはチタンが使われています。
他の高価なモーターと遜色ありません。
こちらの動画でこのモーターが紹介されております。
iFlight XINGモーターによく似ているようです。
FC:iFlight SucceX F7 V2.1 TwinG FC
FCはiFlightのF7 TwinGです。
今回使っているFCは他のFCと違う特徴があります。
実はこのFCにはジャイロが2つ搭載されており、これら両方のジャイロを同時に使用することができるのです。
ジャイロを二つ搭載しているFCはF7のFCであれば珍しくないのですが、
ジャイロを2つ搭載している多くのFCは2つのジャイロの内どちらか一つしか使えません。
ただ、こちらのFCはICM系列の高感度ジャイロを二つ搭載し、二つのジャイロの平均値を取ることで、理論的にはより精度の高いジャイロ出力を得ることができるようになっています。
使い方はBetafligiht Configuratorのジャイロ設定で”BOTH"を選択するだけです。
ESC:iFlight SucceX 60A V2 Plus BLHeli_32 4-in-1 ESC
ESCもiFlightの60AのBLHeli_32の4in1 ESCです。
私のドローン人生初のBLHeli_32です!!
これでようやくスタートアップ音を流すことができますし、
RPM フィルターも使うことができます!!
FCとセットのESCなので、FCとの接続はパラレルケーブルを刺すだけなので組み立てが非常に簡単で、メンテナンス性も非常に高いです。
開封
まずはRacerStarのモーターからです。
他のメーカーの高級モーターと遜色ありません。
FET?が金属製のカバー?になっています。
通常のFETに比べて放熱性が高そうな感じです。
ゴムダンパーやボルトも一式付いてきます。
FCの外観は他のメーカーのFCとあまり違いがありません。
よく見るとジャイロが2つ載っており、片方は90度傾けて搭載されております。
おそらく製造上のばらつきを考慮しているのだと思われます。
パラレルケーブルでFCとESCを接続してみるとこんな感じです。
こんな感じでフレームに重ねて搭載されます。
組み立て
練習機の分解
まずは練習機からモーターや回路系のパーツを全て取り外し、フレームだけにします。
剥ぎ取ったモーターとFC,ESC系のパーツはこんな感じです。
これらは壊れたフリースタイル機に再利用しました。。。
ESC搭載
ESCに電源ケーブルと付属のコンデンサを半田付けし、
フレームに載せたところです。
ESCに電源ケーブルを接続したところで、
FCとESCを接続し、最小構成で動作確認します。(何事も小さい単位の動作確認が大事です。)
モーター線の保護、モーター搭載
モーター線がプロペラで断線しないようにあみあみのチューブと収縮チューブで保護しておきます。
こんな感じでESCにモーター線を半田付けしていきます。
FC周りの配線
FCにカメラ、受信機、VTXの線を半田付け/接続していきます。
このFCにはVTX用のコネクタが付いているので、コネクタの形状が合えば接続が簡単です。
後はFC、VTX、受信機をフレームに載せていきます。
以上で完成です。
フライト動画
前回撮影しましたが調子が悪かったので次回撮影後にアップしたいと思います。
前半41秒までが本記事の構成でフライト練習した際の動画です。
41秒以降は違う構成の機体で撮影した動画になります。
私のFCがハズレだったのか映像にノイズが乗ってしまっています。
カメラはCaddx Turbo Micro F2なので画質が悪いです。。。
まとめ・考察
今回はRacerStarの高級モーターとiFlightのF7デュアルジャイロFC、60A BLheli_32 4in1 ESCを使って機体をアップグレードしてみました。
一度練習フライトした感想としては、飛行性能としては私の持っているレース機の中でもトップクラスで、かなり飛ばしやすい感じがしました。
FCとESCが同じメーカー品なので配線がスッキリし、組み立てが非常に楽でした。
ただ、個人的な感想ですが、デュアルジャイロやRPMフィルタによる劇的な効果はあまり感じられませんでした。
今の所BLHeli_32で良かった点はスタートアップ音くらいしか感じられません。。。
さらに、今回はカメラの映像にモーター系のノイズが入ってしまっており、そこが一番の問題でした。
カメラを変えてもノイズが入っていたので、FCのOSDあたりにノイズが載っているのでは推測しています。
私のFCとESC特有の問題なのかわかりませんが、飛行性能がいくら良くてもカメラにノイズが入ってはフライトに集中できないので、
今後は電源のコンデンサ交換を行い、5Vラインにもコンデンサを入れてみようと考え中です。
同じ構成の方がおられたらTwtterでもいいので情報共有いただけますと助かります。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。
閲覧いただきありがとうございました.
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