Yuckey Lab

主にFPVドローンレース/作ってみた系/プログラミング/工学全般などなどについて,しがないエンジニアが徒然なるままに書き連ねるブログ

FPVレースドローンの作り方(JDL Round4用に製作した機体の製作例)

こんにちは
Yuckeyです。

今回は、「FPVレースドローンの作り方」シリーズの1つとして、
前回のJDL Round4用に製作した機体について書いていこうと思います。

他の「FPVレースドローンの作り方」シリーズの記事はこちら

yuckey-lab.hatenablog.com

yuckey-lab.hatenablog.com

yuckey-lab.hatenablog.com

今回の機体の使用パーツなどについて以前書いた記事はこちら。

yuckey-lab.hatenablog.com

選定したパーツ一覧

前回の記事にも記載しましたが、今回選定したパーツはこちらになります。

項目 パーツ名
フレーム VX210 V2
FC JHEMCU 30.5x30.5mm Dual Gyro F7 Flight Controller Deluxe
モーター T-motor F60 Pro III 2500KV
ESC1 Spedix GS 35A
ESC2 Anniversary Special Edition Racerstar REV35 35A
カメラ Foxeer Micro Predator 4
VTX TBS UNIFY PRO 5G8 HV - RACE
受信機 CoolTech RSFSB PPM SBUS 8CH Compatible Receiver

製作過程

フレーム組み立て、モーター取り付け

まずはVX210フレームのベース部分を組み立て、モーターを固定していきます。
今回は、ESCやFCなどの基板を取り付けるために、フレーム付属のボルトではなく、長めの30mm程度のボルトを使用しています。

f:id:yuckey-lab:20190823234452j:plain

ESCの電源ケーブル接続

ESCの電源ケーブルを半田付けします。
スペーサーを通した後、ESCをボルトに通してフレームと干渉がないか確認します。
私はESCとフレームの間にバッテリストラップを通すので、ストラップが通るスペースが確保できるようにスペーサーを入れます。
こういう時に3Dプリンタがあると自分の好きなサイズのスペーサーが簡単に作れるので非常に便利です。

f:id:yuckey-lab:20190823234941j:plain

モーター線の保護

今回は4in1 ESCを使っているので、プロペラでモーター線を切ってしまわないように、
モーター線の保護を行いました。
私の使用した保護チューブはかなり昔に購入したのでどれを買ったのかわからないのですが、
同様の商品はこの辺りで購入可能です。

www.banggood.com

www.banggood.com

www.banggood.com

上記の保護チューブだけだと、チューブの切り口がほどけてしまうため、収縮チューブで保護チューブが解けないように固定します。

モーター線をESCに半田付け

モーター線をESCに半田付けしていきます。
モーター線の配線を十分に考えてから切断、半田付けを行います。
私はこんな感じで半田付けしています。

f:id:yuckey-lab:20190824000921j:plain

防湿コートを塗る

この辺りは好みなのでスキップいただいても大丈夫ですが、
雨天時のレースの際などにショートして故障しないために私は防湿コートを塗っています。

防湿コートを塗ったので基板がテカテカしています。(笑)
半田付けする前にパッド部以外に塗っておくと良いです。

f:id:yuckey-lab:20190824001214j:plain

FCに信号線を半田付け

ESC、カメラ、VTX、受信機の信号線をひたすら半田付けしていきます。
初めて作る構成の場合、仮組み、線のレイアウト検討、取り外し、半田付けを試行錯誤しながら行います。

  • 基板面 f:id:yuckey-lab:20190824003101j:plain

  • 基板裏 f:id:yuckey-lab:20190824003041j:plain

FC取り付け

スペーサーをボルトに挿入し、FCを取り付けます。

f:id:yuckey-lab:20190824003402j:plain

受信機、VTX取り付け

受信機とVTXを固定し、FCから出ている線を接続していきます。

f:id:yuckey-lab:20190824004142j:plain

今回はサードパーティ製の若干安いS-FHSS受信機を使っており、受信機がそこそこでかいので、サーボコネクタを使わず直接半田付けしています。(おすすめしません)

受信機のアンテナはフレームにタイラップを固定し、収縮チューブで固定しています。

VTXはフレームの天板に両面テーブで接着しています。
VTX用のアンテナに私はピッグテールアンテナ使うことが多いです。
オムニアンテナをつけている方もよく見ます。
VTXはかなり発熱するので、近くに受信機があるのがあまりよくありませんが、今回はスペースがないので仕方ないのでこのまま進めます。

カメラ固定、フレーム天板固定

カメラをフレームに固定し、FCから出ている信号線を接続します。

フレームの天板をフレームのベース部分に固定します。

f:id:yuckey-lab:20190824011336j:plain

画像では、プロペラを取り付け、
3Dプリンタで作成した、モーター線カバー、サイドカバーも取り付けてあります。

以上で完成です。

これからレースドローンを作ろうと思っている方の参考になれば幸いです。


閲覧いただきありがとうございました.
ご質問等ありましたらコメント欄からお問い合わせいただければ幸いです.
また,Youtubeの方も「チャンネル登録」や「いいねボタン」を押していただけると幸いです. www.youtube.com

ブログよりTwitterの方が頻繁に更新しています.
お気軽にフォローください.
Twitter : @YuckeyLab

当ブログをサポートいただける方へ,
商品を購入される際に以下の方法で購入いただけますと,
有益な記事作成のモチベーション向上,記事作成のための商品購入に繋がります.

  • ブログ内に記載されているBanggoodやAmazonのリンクから商品を購入いただく
  • Banggoodで商品を購入する際に,URLの「.html」の後ろに「?p=P220095499837201607C」を追加し,商品を購入いただく

当ブログをサポートいただけますと幸いです.
宜しくお願い致します.