FPVレースドローンの作り方(JDL Round4用に製作した機体の製作例)
こんにちは
Yuckeyです。
今回は、「FPVレースドローンの作り方」シリーズの1つとして、
前回のJDL Round4用に製作した機体について書いていこうと思います。
他の「FPVレースドローンの作り方」シリーズの記事はこちら
今回の機体の使用パーツなどについて以前書いた記事はこちら。
選定したパーツ一覧
前回の記事にも記載しましたが、今回選定したパーツはこちらになります。
製作過程
フレーム組み立て、モーター取り付け
まずはVX210フレームのベース部分を組み立て、モーターを固定していきます。
今回は、ESCやFCなどの基板を取り付けるために、フレーム付属のボルトではなく、長めの30mm程度のボルトを使用しています。
ESCの電源ケーブル接続
ESCの電源ケーブルを半田付けします。
スペーサーを通した後、ESCをボルトに通してフレームと干渉がないか確認します。
私はESCとフレームの間にバッテリストラップを通すので、ストラップが通るスペースが確保できるようにスペーサーを入れます。
こういう時に3Dプリンタがあると自分の好きなサイズのスペーサーが簡単に作れるので非常に便利です。
モーター線の保護
今回は4in1 ESCを使っているので、プロペラでモーター線を切ってしまわないように、
モーター線の保護を行いました。
私の使用した保護チューブはかなり昔に購入したのでどれを買ったのかわからないのですが、
同様の商品はこの辺りで購入可能です。
上記の保護チューブだけだと、チューブの切り口がほどけてしまうため、収縮チューブで保護チューブが解けないように固定します。
モーター線をESCに半田付け
モーター線をESCに半田付けしていきます。
モーター線の配線を十分に考えてから切断、半田付けを行います。
私はこんな感じで半田付けしています。
防湿コートを塗る
この辺りは好みなのでスキップいただいても大丈夫ですが、
雨天時のレースの際などにショートして故障しないために私は防湿コートを塗っています。
防湿コートを塗ったので基板がテカテカしています。(笑)
半田付けする前にパッド部以外に塗っておくと良いです。
FCに信号線を半田付け
ESC、カメラ、VTX、受信機の信号線をひたすら半田付けしていきます。
初めて作る構成の場合、仮組み、線のレイアウト検討、取り外し、半田付けを試行錯誤しながら行います。
基板面
基板裏
FC取り付け
スペーサーをボルトに挿入し、FCを取り付けます。
受信機、VTX取り付け
受信機とVTXを固定し、FCから出ている線を接続していきます。
今回はサードパーティ製の若干安いS-FHSS受信機を使っており、受信機がそこそこでかいので、サーボコネクタを使わず直接半田付けしています。(おすすめしません)
受信機のアンテナはフレームにタイラップを固定し、収縮チューブで固定しています。
VTXはフレームの天板に両面テーブで接着しています。
VTX用のアンテナに私はピッグテールアンテナ使うことが多いです。
オムニアンテナをつけている方もよく見ます。
VTXはかなり発熱するので、近くに受信機があるのがあまりよくありませんが、今回はスペースがないので仕方ないのでこのまま進めます。
カメラ固定、フレーム天板固定
カメラをフレームに固定し、FCから出ている信号線を接続します。
フレームの天板をフレームのベース部分に固定します。
画像では、プロペラを取り付け、
3Dプリンタで作成した、モーター線カバー、サイドカバーも取り付けてあります。
以上で完成です。
これからレースドローンを作ろうと思っている方の参考になれば幸いです。
閲覧いただきありがとうございました.
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