Betaflight 3.5のRC版が公開されました!
こんにちは
Yuckeyです.
ブログのタイトルの通り,Betaflight 3.5のRC(リリース候補版)が公開されました.
気がついたらRC2になっていました(笑)
元ネタはこちら
今回もBetaflight 3.5に追加された機能の日本語訳を簡単にまとめてみたいと思います.
(誤訳等ある可能性があります.ご了承ください.)
- メジャー機能追加(Major features)
- # マイナー機能追加(Minor features)
- RC1版からの変化点(Changes from Release Candidate 1)
- Fixed incorrect voltage and current sensor filter frequencies (#6452, #6466);
- Fixed check for anti gravity being enabled (#6461);
- Fixed A-Tail mixer (#6465);
- Enabled support for the ICM20601 gyro and fixed the output scaling in its driver (#6475);
- Fixed the loop time calculation when 32 kHz gyro ouptut is used (#6481);
- Changed the default gyro loop frequency to 2.67 kHz for targets with I2C gyro (#6483);
- Disabled DYNAMIC_FILTER feature if the gyro loop frequency is less than 2 kHz (#6484);
- Fixed the parameters for dynamic filter for gyro loop frequencies less than 4 kHz (#6485);
- Enabled configuration of throttle boost in CMS (#6496, #6503).
メジャー機能追加(Major features)
Added support for feed forward to the PID controller (#6355);
PIDコントローラーへのフィードフォワード制御の追加
まだ詳しく読んでいませんが,D term setpoint weightからフィードフォワード制御を分離させたようです.
前回D term setpoint weightの記事を書いた際に,ちょっと変わったコードの書き方をしているなという印象でしたが,3.5のバージョンになって変更されたようです.
前回のD term setpoint weightの記事はこちら.
需要があれば後日フィードフォワード制御について解説記事を書こうか検討中です.
Improved the performance of the dynamic notch filter (#6411).
ダイナミックノッチフィルタの性能の改善
ダイナミックノッチフィルタのパフォーマンスを向上させ,より広い周波数帯域でピーク精度を向上させ,一般的に狭いノッチを使用します.(google翻訳)
- ジャイロデータに対するFFTは現在,ジャイロノッチフィルタとローパスフィルタの後に実行されます.
- FFTへ入力される信号の周波数のより広い帯域をFFTに入力するため,バンドパスフィルタの周波数特性をフラットにすることで対応.FFTバンドパスQを0.707から0.05へ変更
サンプリング周波数を1000Hzから1333Hzへ変更.bin幅を31.25Hzから41.66Hzへ変更.
などなど・・・
時間の都合で翻訳を一旦終了.
# マイナー機能追加(Minor features)
Improved the performance of anti-gravity (#6220);
アンチグラビティの性能改善
Added support for linking of modes (#6335);
モードのリンク機能の追加
例:VTXのpitモードをパラライズモード(paralyze)にリンク
パラライズモードが有効化された時,VTXのpitモードも同時に有効化される.
この機能の設定はCLIで設定を行います.
Added support for dynamic filter in dual gyro mode (#6428).
デュアルジャイロモードでのダイナミックフィルタ機能の追加
RC1版からの変化点(Changes from Release Candidate 1)
Fixed incorrect voltage and current sensor filter frequencies (#6452, #6466);
電圧,電流センサーのフィルタ周波数の修正
Fixed check for anti gravity being enabled (#6461);
アンチグラビティが有効になっているかどうかのチェックの修正
Fixed A-Tail mixer (#6465);
A-Tailミキサーの修正
Enabled support for the ICM20601 gyro and fixed the output scaling in its driver (#6475);
ICM20601ジャイロのサポートの有効化と,そのドライバの出力スケーリング(output scaling)の修正
Fixed the loop time calculation when 32 kHz gyro ouptut is used (#6481);
32kHzジャイロ出力時のループタイム計算の修正
Changed the default gyro loop frequency to 2.67 kHz for targets with I2C gyro (#6483);
I2Cジャイロが搭載されているフライトコントローラーにおけるデフォルトのジャイロループ周波数を2.67kHzへ変更
Disabled DYNAMIC_FILTER feature if the gyro loop frequency is less than 2 kHz (#6484);
ジャイロループ周波数が2kHz以下の場合にダイナミックフィルタ機能をOFF
Fixed the parameters for dynamic filter for gyro loop frequencies less than 4 kHz (#6485);
ジャイロループ周波数が4kHz以下の場合におけるダイナミックフィルタのパラメーターの修正
Enabled configuration of throttle boost in CMS (#6496, #6503).
CMSにおけるスロットルブースト設定の有効化
以上,非常に表面的な翻訳になってしまいましたが,一旦アップしました.
時間を見つけて解説を更新していこうかと思っています.
閲覧いただきありがとうございました.
以上,
閲覧いただきありがとうございました.
ご質問等ありましたらコメント欄からお問い合わせいただければ幸いです.
また,Youtubeの方も「チャンネル登録」や「いいねボタン」を押していただけると幸いです。
www.youtube.com
ブログよりTwitterの方が頻繁に更新しています.
お気軽にフォローください.
Twitter : @YuckeyLab
当ブログをサポートいただける方へ,
商品を購入される際に以下の方法で購入いただけますと,
有益な記事作成のモチベーション向上,記事作成のための商品購入に繋がります.
- ブログ内に記載されているBanggoodやAmazonのリンクから商品を購入いただく
- Banggoodで商品を購入する際に,URLの「.html」の後ろに「?p=P220095499837201607C」を追加し,商品を購入いただく
当ブログをサポートいただけますと幸いです.
宜しくお願い致します.