エキスパートクラスに備えて機体を新しくしてみた
こんにちは
Yuckeyです。
前回のJDL2019 Round3@福島でオープンクラス2位になることができ、
JDL2019 Round4以降から念願のエキスパートクラスに昇格することができました。
これまではオープンクラスだったので、私の機体製作の方向性は、
コスト(初期コスト、ランニングコスト)をなるべく抑えて、その中でパフォーマンスが最大化できるようにパーツを選定してきました。
これはどちらかというと低コスト重視でパーツを選んできたわけですが、
いくつか問題がおきてきました。
問題1:モーターの熱ダレ
以前に比べてスロットルを入れれるようになってきたせいなのか、
練習中にモーターやバッテリが非常に高温になり、フライトしている最中にモーターの熱ダレと思われるモーターのスリップのような現象が発生することが多くなってきました。
これまでEmax RS2205Sを使ってきたのですが、エネルギー効率の悪い領域を使っており、発熱が増えているのではと考えています。問題2:JDL予選でのバッテリ容量不足
2019年のJDLの予選は1分30秒間における周回数で順位が決定します。
前回のJDL2019 Round3においては、1500mAhのGNBバッテリを使ったのですが、
5周目の途中でバッテリ容量がなくなり、4周の記録となってしましました。
バッテリ容量が残っていれば5周の記録になっていたので非常に悔しかったです。問題3:カメラ画質が気になる
これまで2000円程度の格安カメラのCaddx Turbo Micro F2を使っていたのですが、
やはりFoxeerやRuncamなどの4000円程度するカメラと比べると画質や、明るさの自動調整機能の見劣りが気になってきました。
FPVでのフライトを行う上でカメラからの映像がすべてなので、画質が良くなればより自信をもってスロットルをいれれたり、クラッシュし難くなるのではと考えています。
今後エキスパートクラスで戦っていくために、
パーツをアップグレードした新しい機体を製作することで、
これらの問題が解決できるのか検証してみることにしました。
選定したパーツ一覧
前置きが長くなってしまいましたが、今回選定したパーツは以下になります。
フレーム
フレームは以前と変わらずVX210 V2を使っています。
めちゃめちゃ安いのでこのコスパに勝てるフレームはそうそうないかと考えています。
FC
FCはもともとセパレートタイプのESCを接続することを前提に、PDBがFCに搭載されている以下のFCを使っていました。
このFCは非常に安くて機能も私には十分だったのですが、
- 今回は4 in 1 ESCを使うことに決めている
- F7プロセッサかつ、デュアルジャイロで32kHzサンプリングを試してみたい
- Acroバージョンが2000円強、Deluxバージョンが3000円強と、F7のFCにしてはかなり安い
- カメラ用の8V用のBECが搭載されている
以上の観点からF7で高機能なのに非常に安いので人柱的に選定してみました。
(全然使い物にならなければ以前のF4 FCの在庫を無理やり使えば良いので。。。)
モーター
もともと2205サイズを使っていたのですが、今回は5インチのレース機でメジャーの2207サイズにしようと決めていたました。
その中で候補に上がったのは、
- Hobbywing
- T-motor
- Emax
の2207モーターで、もともとHobbywingのモーターにしようと思っていたのですが、
Banggoodに在庫がなかったため今回はMin Chan Kimも使っているT-motorの2500KVにすることにしました。
(今回選んだモーターはMCKモデルではないです。さらにF60は2207.5だよというツッコミは置いておきます。)
モーターは今後いろいろ試して自分に合ったモーターを選定したいと考えています。
ESC
ESCはもともと4 in 1でBlheli_32のESCにしようと考えており、
割と定評のある?Spedix 35Aを選んでみました。
ただ、組み上げてテストした際に、モーターから異音がしたのでどのモーターから異音がしているのかモーターを回していたらドローンが燃えてしまったので、
結局Blheli_sで格安のRacerstartのAnniversary Special Edition 35Aにすることにしました。
カメラ
RuncamかFoxeerの4000円程度のカメラを試してみようと考えており、
今回はMin Chan KimがFoxeer Micro Predator v3を使っているとのことだったので、
アップグレード版?のPredator 4を使ってみることにしました。
VTX、受信機
VTXはJDLのレギューレーションで決まっているので、TBS Unify Pro HV raceにしました。
受信機は最近は双葉から純正で超小型の受信機が発売されていますが、
若干ケチってこれまで使っていたこちらの受信機にしました。
こんな感じのセットアップでJDLエキスパートクラスに挑んで来たいと思います。
フライト動画
今回新しくしたセットアップで本日行われたJDL2019Round4の公式練習の動画はこんな感じです。
R-Line 2000mAhのバッテリを用意してたので2分のフライトの練習日には力を発揮してくれました。
新しくしたモーターとペラの組み合わせも非常にコントロールしやすいです。
カメラの映像もゴーグルで見ると非常に見やすく、空間認識しやすくなったように感じます。
明日のJDL2019Round4本戦は予選通過できるように頑張ってきます。
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JDRA 全国ドローンレース選手権 予選 & JDL Round3@福島 に参加してきました
こんにちは
Yuckeyです。
以前の記事の中で、今年の参加予定のレースについて書いていたのですが、
先日、今年初レースとなる、JDRAの全国ドローンレース選手権 予選と、
JDL Round3に参加してきました。
前回の2019年参加予定のドローンレースの記事はこちら
yuckey-lab.hatenablog.com
JDRA 全国ドローンレース選手権 予選
JDRA 全国ドローンレース選手権 予選の公式HPはこちら www.jdra.or.jp
こちらのレースは6月1日に全国9箇所で同時に同じコースで予選大会が開催されました。
私は茨城地区予選に参加してきました。
コースはこちらです。
またぎ、スラローム、2連ゲートなどいろいろな要素が含まれていてかなり楽しいコースでした。
タイムの計測にはQRのラップタイマーが使用され、トランスポンンダーなどは必要なく、思った以上の精度で計測できていました。
バックアップとして次に飛ばすパイロットがストップウォッチで計測していましたが、次のパイロットはなかなか忙しいので、終わったパイロットが計測したり、専用の計測員を設置したりなどした方がよいと感じました。
このあたりは要改善かと思います。
当日の私のテーブルの上はこんな感じでした。
いつもの機体達が並んでいます。
使っているパーツが気になる方はYoutubeの概要欄に書いてあるので確認してみてください。
事前練習の動画はこちら
当日の動画はこちら
4,5,6位決定戦ではスピード出そうとしてオーバーシュートしまくってるし、スラロームなんかは汚すぎるのでもっと練習して出直しておきます。
結果は、
- 予選:6位
- 最終:6位
でした。
フライト動画を見ると反省点の多い飛び方でしたが、 自分としては納得のいく結果でした。
ついでに10位以内に入ったので賞状もらえました。
ジャンケン大会で大会Tシャツも貰っちゃいました。
今回は初めてJDRAのレースに参加しました。
次回は本戦に参加できるようにもっと練習しておきます。
JDL Round3 @ 福島
こちらは私がいつも参加しているJapan Drone League(JDL)の福島大会です。
JDL Round3の公式HPはこちら www.japandroneleague.com
会場は昨年と同じく岩瀬悠久の里で行われました。
昨年もオープンクラスで出場しましたが、今年もオープンクラスでの出場です。
コースはこんな感じです。
かなり広めのグラウンドで行われ、かなり広いコースなのでハイスピードコースでした。
事前にバッテリが足りないかな?と予想していたのですが、
前日の練習会は1ヒート2分だったので、案の定バッテリが足りず、こんな感じにバッテリが1つお亡くなりになられてしまいました。
私のデスクの上では相変わらずこんな感じでした。
事前のシミュレーターでの練習動画はこちら
予選の動画はこちら
オープンクラス1位の方が爆速だったので、準決勝で1位と戦うことになる4、7位だけは避ける一心で必死に飛びました。(笑)
ただ、必死に飛ばしすぎてバッテリが持ちませんでした。。。
バッテリーが持っていれば5周できたので非常に悔しいです。
準決勝の動画はこちら
一機はスタート直後に墜落、もう一機とは実況の方のおかげで、少し差がついているのがわかったので攻めずに飛ばしています。
youtu.be
決勝戦は直線の宝探しの時にゴーグルのアンテナをパッチアンテナだけにしていて、決勝でもそのまま飛ばしてしまい、電波がちょこちょこ乱れ散々な結果となってしまいました。
結果は、
- 予選:2位
- 最終:2位
でした。
今年からこんな感じでトロフィーが貰えるようになったとのことです。
かなり時間がかかりましたが、これでようやくエキスパートクラスに昇格しました。
次回はJDL Round4@宇都宮なので、まずはエキスパートクラスで予選通過できるように頑張ります。
これまではオープンクラスだったので割と安めのパーツで機体を製作していましたが、
今度からは適材適所で必要なところには良い部品を使っていこうかと考えており、
既に新しい機体の製作を始めたところです。
新しい機体についてはまたこちらのブログの中で近日中に記事にしていこうと思っています。
今後ともよろしくお願いします。
閲覧いただきありがとうございました.
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